2009年04月26日

TOEIC英語力の一つ,TOEIC文法力とは

前回TOEIC英語力もかけ算 にて,まず,TOEIC英語力の意味は,

TOEICでスコアを取るために必要な英語の能力

であること,次に,

TOEIC英語力=TOEIC単語力×TOEIC発音力×TOEIC文法力

と,3つの力から成るかけ算として表現すること,そして,

かけ算の考え方があったからこそ実現したTOEICのスコアアップ

であり,600点台から900点へのスコアアップのキッカケとなったのが

TOEIC文法力

だったことを説明しました.

今回は,英文法の必要性を確認し,TOEIC文法力とは何か,その文法項目にはどんなものがあるかを説明します.

英文法なんていらない!?

英語学習において,とかく悪者にされがちの英文法.「英語でコミュニケーションするときには英文法は不要である」という旨の発言を耳にしたこともあるかと思います.

これに対して私は

英文法は全く不要,というわけではない

と反論します.

その理由ですが,

英語では単語の並び順で文の意味が決まるので,その並び順のルールであるところの「英文法」を無視することはできない

と考えているからです.

この本で例を出しながら簡潔に述べられていますので,引用します.

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英語学習7つの誤解 (生活人新書)

第2話 誤解1 「英語学習に英文法は不要である」』より

文法とはどのようなものか

 話の本筋に入る前に、まず、「英文法」とは何かということをはっきりとさせておきましょう。

【英文法とは?】英語を支えているルール(規則)の体系。英語を使うときには、このルールの体系にしたがわなくてはならない。

 これだけだと、抽象的でピンと来ないかもしれません。簡単な例を挙げて説明しましょう。

(1) John pushed Mary.

(2) Mary pushed John.

 この文はいずれも John, Mary, pushed という三つの単語から成り立っていますが、その並べ方が違います。このような単語の並べ方(順序)を「単語の順序」、略して「語順」といいます。

 (1)と(2)からわかるように、英語では語順次第で、意味がまったく異なります。(1)ならジョンがメアリーを押したことに対して、(2)なら逆にメアリーがジョンを押したことになります.

 つまり、英語で、ある一定の意味を伝えたいと思ったら、語順に関して一定のルールにしたがわなくてはならないのです。John, Mary, pushedという三つの単語を知っていても、それだけでは、ある一定に意味(たとえば、「ジョンがメアリーを押した」)を伝えることはできないのです。三つの単語が結びついて文になると、単語そのものが持っている以上のものが付け加わるのです。「全体は部分の和だけでは捉えられない」ということです。

どのくらい知っているべき?

「英文法は全く不要,というわけではない」と言われたら,「じゃあ,どのくらい覚えればいいの?」と疑問が湧くと思います.

それに対しては,

TOEIC文法力が対象とする範囲を,まずは,覚えればよい

と答えます.その「TOEIC文法力」とは

TOEICでスコアを取るために必要な,英文法の能力

です.

対象とする文法の項目の範囲は前回に話題にしました

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新TOEIC TEST 英文法 出るとこだけ!―直前5日間で100点差がつく鉄則27

にて取り上げられているもので十分です.

  1. 品詞
  2. 名詞を修飾する言葉
  3. 動詞の形
  4. 時制と仮定法
  5. 代名詞
  6. 接続詞
  7. 分詞
  8. 関係詞
  9. 比較
  10. 語法

の全10項目です.一般的な英文法書と比べると,数かかなり絞られているのではないでしょうか.

この本の難易度ですが,200点未満の人にとっては難しすぎるでしょうし,400点超の方には簡単という印象です.ですので,リーディングの現有スコアで235点近辺から400点未満の人がこの本をやり込むことで,リーディング400点は狙えると思います.

ちなみに私はこの本の前身,2006年の出題形式変更前に対応した版の

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TOEIC TEST英文法出るとこだけ!―出題パターンを見抜く鉄則32

をやって,リーディングが330点から405点となりました.

今振り返ってみると,英文法の中でもTOEIC英文法という限られた文法項目を覚えることがスコアアップにつながりました.

次回は,今回話題にした「英文法出るとこだけ」を再び取り上げて,「TOEIC文法力」をつけるための方法について書いてみたいと思います.

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posted by N.YOSHI at 23:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | TOEIC力の理論


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