2009年05月24日

TOEIC文法力 リーディングを時間内で全問解く,3つのステップ

前回のTOEIC文法力 つけ方のコツ にて,「新TOEIC TEST 英文法 出るとこだけ!」というテキストの勉強の仕方を説明しました.

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新TOEIC TEST 英文法 出るとこだけ!―直前5日間で100点差がつく鉄則27

今回は,「英文法 出るとこだけ!」で勉強して身につけた「TOEIC文法力」を生かして,テスト本番でリーディングを全問解くやり方について,書きたいと思います.

■時間は秒単位で厳守!

TOEICは限られた時間の中で解くには,問題数が多いと感じていらっしゃる方が多いかと思います.「もっと時間があれば,解けるのに…」と,ついつい考えてしまうかと思います.

しかし,そうはいっても,制限時間を増やすことは出来ません.ですから,当たり前ですが,

制限時間の中で,いかに多くの問題を正解するか

というアプローチが必要になります.

これまでTOEIC文法力という観点で説明してきた文法に関する問題は,本番では短めの文の穴埋め形式であるPart 5, 長文の穴埋め形式であるPart 6の中で出題されます.それぞれ,問題数は,40問,12問です.

この問題数に対して,より多くの正解をするためにはどうすればいいのでしょうか.それは,いたってシンプルで,次の3ステップになります.

  1. 問題のポイントを3秒以内に見抜く
  2. 解けそうな問題は,10秒以内に解く
  3. 10秒で解けそうにない問題は,30秒まで粘って解く

これだけです.

では,これらをもう少し具体的に見ていきましょう.

まず,

1. 問題のポイントを3秒以内に見抜く

ですが,そのコツはズバリ

最初に選択肢を見る

です.短文のPart 5は特に,長文のPart 6ですら全文を読まなければ答えを選べないような問題は意外と少ないため,最初に選択肢を見れば,

問題のポイント,すなわち,文法問題なのか,語彙問題なのか

文法問題なら

品詞/名詞を修飾する言葉/動詞の形/時制と仮定法/
代名詞/接続詞/分詞/関係詞/比較/語法

のうちのどれなのか

が分かります.

次に,

2. 解けそうな問題は,10秒以内に解く

ですが,問題のポイントを見抜けたとして

文法問題なら,10秒以内に解く

ことを目指しましょう.そのためには,

必要最小限な部分だけ「見て」選択肢を選ぶ

ことをしましょう.

文法問題では,空白の前後を見ただけで解ける問題があります.文全体の意味を理解しようと「読む」のではなく,必要最小限な部分を「見る」ことで解くようにします.

最後に,

3. 10秒で解けそうにない問題は,30秒まで粘って解く

ですが,そのように粘りが必要な問題はどんな問題かというと,だいたいは次の三つです.

  • 文法問題で,接続詞の問題など文全体の意味を理解しないと解けない問題
  • 文法問題で,あやふやに覚えている文法項目がポイントになっている問題
  • 語彙問題で,文の意味を理解しないと解けない問題

このような問題は30秒まで粘ってみます.もしそれでも分からなければ,

あきらめて,次の問題を解く

ようにしてください.

■ペースを決める

この「あきらめる」のはとても重要です.あきらめきれずに「1問1問で時間を多めに使ってしまった結果,全体ではそれが積み重なって多くの時間を消費してしまい,全問解くには時間が足りなかった」という経験を,ほとんどの方がお持ちだと思います.私も600点台の頃は皆さんと同じでした.

しかし,「あきらめる」ことができるようになって,リーディングのスコアが飛躍的に伸びました.

具体的にはどうしたらよいのでしょうか.それは,テスト中にペースメーカーに従って解いていけばいいのです.

では,どんなペースで解いていけばいいのか,について説明します.Part 5と6は次のようにペースを決めます.

Part 5 1問当たり20秒 --> 全40問で13分20秒

Part 6 1問当たり30秒 --> 全12問で6分

合計 約20分 (19分20秒)

このペースを守ることにより,Part 7では

Part 7 1問当たり1分 --> 全48問で48分

のペースで構わないことになります.

つまり,Part 5と6で「あきらめる」ことにより節約できた時間を,Part 7 で使うようにするのです.

そして,このPart 5, 6, 7のペースを守れると,

リーディング制限時間 75分のうち,7分あまる

ことになります.このあまった時間を使って,Part 5や6で「あきらめた」問題を思う存分,解けばよいのです.

■ペースを守る

せっかく決めたペースですが,守れないことには絵に描いたモチになってしまいます.

では,どうやってペースを守ればよいのでしょうか.私は,次の2つの工夫をしています.

回答用紙にペースを書き込む

ストップウォッチでペースを確認する

一つめの「回答用紙にペースを書き込む」ですが,1分経過ごとにこの問題まで着手しているべき,ということを分かるように,回答用紙に印を付けています.

例えば,リーディングの最初の問題番号は「101」ですが,回答マークシートの「101」の右下に,小さく薄く「0」と書きます.以後,順に「104」の右下に「1」,「107」の右下に「2」と書いていきます.リーディング開始後2分以内に107番に着手せよ,という意味です.

いつ印を付けるか,ですが,リスニングセクションのPart 1や2での説明アナウンスの時間帯でやります.また,印は試験終了前に消すことを忘れずに.

二つめの「ストップウォッチでペースを確認する」ですが,こんなストップウォッチを,本番では使っています.

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腕時計型であることと,Start/Stopなどで「ピッ」などの操作音を出さないようにできること,時間表示が大きいことが重宝しています.

リーディングセクションにとりかかるときにストップウォッチをスタートします.その後,ストップウォッチと回答用紙の印をちらちら見ながら,ペースを調整して解いていきます.

このように,問題一つひとつを3つのステップに従って解き,全体としては解くペースを決めて,そのペースを守る工夫をすることで,リーディングセクション全問を解くことが出来ます.

※今回紹介したような問題の解き方をまとめて「TOEIC瞬発力」と名付けて記事にする予定です.

次回は,「とはいっても,ついつい粘ってしまう」方も多いと思いますので,「あきらめた方がスコアがよい」ということを示す事例を紹介したいと思います.

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posted by N.YOSHI at 22:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | TOEIC力をつける


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