前回は,「TOEIC単語力」ということで,
しかし,私の場合は,全く当てはまりません.初めて900点を取るまでは単語の勉強をしたことはありませんでした.
と,告白をしました.そして,私が900点を取るまでに意識したことは,
- 見たことがある単語を,見た瞬間に分かるようにする
- 見て分かる単語を,聞いて瞬間的に分かるようにする
であることを書きました.
今回は,そもそも「TOEIC単語力とは何か?」ということについて,書きたいと思います.(実は前回書き忘れていたのです^^;)
TOEIC単語力とはズバリ,
TOEICでスコアを取るために必要な英単語の知識
です.
ところで,「単語の知識」の前に,TOEICで必要な英語の能力,って何でしょうか?長くなりますが,以前の記事「TOEIC英語力もかけ算 」から引用します.
==========引用開始==========
まず,TOEIC英語力の意味です.ズバリ
TOEICでスコアを取るために必要な英語の能力
と考えます.
ここで,TOEIC英語力が対象とする「英語」とはどんなシーンで使う英語でしょうか.TOEICの運営団体のウェブサイトから読み解いてみます.
「よくある質問」によると,
Q3-1.新TOEICテストで測ろうとしている能力とはどんな能力ですか?
新TOEICテストではどのようなコミュニケーション能力が測られているのですか?
A3-1. 従来のTOEICテストと同じく一般の場面、または国際的な職場環境における英語によるコミュニケーション能力を評価します。さらに新TOEICテストでは、長い文章や情報を英語でやりとりできる能力や複数の文章の情報を関連づけて理解する能力なども測定します。また、これらの高度な能力を支える基礎的な能力(文法、語彙、音声識別能力など)もあわせて測定しています。
とあります.ですので,TOEIC英語力が対象とするのは
一般の場面、または国際的な職場環境で必要とされる英語
と考えられます.「一般の場面」が指す場面は大変幅広い解釈ができ特定するのは難しいところですが,TOEICの出題内容を元に判断すると,国際的な職場環境と近接した場面であると考えるのが合理的でしょう.例えば,観光目的で仲間と訪れた旅先で食事をしながら翌日の観光コースの相談する場面,というのは該当しないでしょうが,出張のため宿泊しているホテルのレストランでのランチョンミーティングの場面は該当します.
==========引用終わり==========
このことを加味すると,TOEIC単語力とは,言い換えると,
一般の場面、または国際的な職場環境で必要とされる英語に使われる英単語の知識
となります.
さて,この「TOEIC単語力」をつけるには,具体的にはどうしたらいいのでしょうか?次回の記事で書けるといいですが…
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